2024年4月新設
獣医学部獣医保健看護学科
Department of Veterinary Nursing and Health Science
生命(いのち)()つめ、生命(いのち)(まも)
全国で最長の130年以上におよぶ獣医学教育のノウハウを生かし、
患者(伴侶動物)に寄り添い、飼い主に信頼される
「獣医療チームの要(かなめ)=愛玩動物看護師」を養成します。

麻布の特色POINT

  • POINT01
  • 動物病院で活躍できる実践力の育成
    愛玩動物看護師は、獣医師の指導の下、幅広い役割を担います。そのためには、患者となる動物の代弁者として、獣医療スタッフや家族(飼い主)とコミュニケーションを図り、課題を発見・解決する能力も重要です。本学では、よりよい看護を提供するため、技術や知識の修得と同時に、現場で活躍するための実践力を養います。
  • POINT02
  • さまざまな専門性を培える環境
    国家資格化に伴い、愛玩動物看護師も、人の看護師と同様に専門性を持ち、活躍することが期待されています。麻布大学は獣医系大学最多の研究室を有しており、各分野の専門家が日々教育研究を行っています。研究室での活動や獣医学科、動物応用科学科といった他学科での専門分野の学びを通して、多角的な視点を持つことや、興味のある内容を深く追求できる機会を提供します。
  • POINT03
  • 幅広い選択肢から最適なキャリアを選択
    愛玩動物看護師として活躍できる職種は幅広く存在します。社会でどのような役割を担うのか、卒業後のキャリアを考えながら学ぶことができるカリキュラムとなっています。また、本学の獣医学科は国内最多となる約1万7千人の卒業生を輩出しており、全国にいる麻布大学OB・OGのネットワークを活用し、動物病院に就職・活躍できるようサポートを行います。

学べる専門分野

FIELD

KEYWORDS
  • 動物看護
  • 動物栄養
  • 動物臨床検査
  • 動物感染症
  • 動物行動
  • 生命倫理
  • 動物形態機能
  • 基礎動物学
    動物形態機能学
    生命倫理・動物福祉
    動物行動学 / 比較動物学
    動物栄養学 / 関連法規
    動物繁殖学
  • 基礎動物看護学
    動物看護学 / 動物感染症学
    動物病理学 / 動物薬理学
    公衆衛生学
  • 臨床動物看護学
    動物内科看護学
    動物外科看護学
    動物臨床看護学
    動物臨床検査学
    動物医療コミュニケーション
  • 愛護・適正飼養学
    愛玩動物学
    人と動物の関係学
    適正飼養指導論
    動物生活環境学
    ペット関連産業概論

カリキュラムPICK UP CURRICULUM

教養科目を土台に、愛玩動物看護師になるために必須の科目である「基礎動物学」「愛護・適正飼養学」「基礎動物看護学」「臨床動物看護学」のほか、データサイエンスやキャリア関連科目をバランス良く配置。

国家試験合格はもちろんのこと、愛玩動物看護師として社会の幅広いシーンで活躍することを想定したカリキュラムとしています。

  • POINT01
  • 動物形態機能学・臨床検査学実習
    動物の身体の形態と機能を学び、血液・体液・尿・糞便を用いた検査方法とその意義ならびに検査所見を理解し、色々な臨床検査技術を修得します。
  • POINT02
  • 臨床看護学実習
    診察や手術の補助、入院動物の看護、衛生管理、保定、採血、マイクロチップ装着、臨床検査、飼い主への説明など獣医療全般に関わる知識や技術について、実践力を培います。

研究室一覧LABORATORY LIST

獣医保健看護学科
  • 愛護・適正飼養学研究室
    動物を社会的な存在として受け止め、人と動物の共生と共生のための必要条件や制度について研究します。
    研究テーマ
    ワン・ウェルフェア・動物福祉、ペットフレンドリーなコミュニティ、ペット関連ビジネス
    研究対象
    愛玩動物、産業動物、展示・野生動物、コミュニティ調査
  • 獣医基礎看護学研究室
    生命現象の基本と多様性に基づいて、動物の健康や病気の成り立ちを多面的に研究します。
    研究テーマ
    愛玩動物のアレルギー、動物の歯周病、人獣共通感染症
    研究対象
    愛玩動物、産業動物、展示・野生動物、薬剤耐性菌、食中毒
  • 獣医臨床看護学研究室
    動物とその家族のwell-beingのために、看護ケアや病気の予防を科学的に研究します。
    研究テーマ
    動物の痛みの評価、リハビリテーションの効果検証、担がん動物とその家族に対するグリーフケア、問題行動の予防
    研究対象
    愛玩動物、飼い主、リハビリテーション、痛み、コミュニケーション、行動

将来の活躍分野FUTURE

  • CASE01

    愛玩動物看護師として本学附属病院を含む動物病院への就職

  • CASE02

    動物愛護及び適正飼養の専門家

  • CASE03

    動物の栄養管理指導者

  • CASE04

    ペット用品・ペットショップなどペット関連業界 など